よく耳にする言葉でバリアフリーがありますが、介護リフォームの第一歩といえるでしょう。
バリアフリーとは、ドアや部屋の間などの段差を無くしたり、玄関から道路、廊下や庭までなどを段差をなくし、
スロープを取り付たりすることで、
車椅子での移動の支障をなくしたり、つまずいて転倒する危険を防げるようにする事です。
その他、様々な方法がありますが、介護リフォームにとって、一番大切なのは、利用者とその家族の方々にとって
不自由な部分はどこなのか、どのような設備が
必要なのかを充分に話し合い検討し、より使いやすく快適な生活を送れるようサポートすることだと思います。
年齢を重ねると、ちょっとした段差につまずいて転倒したり、階段から転落したりと、さまざまな家庭内事故が発生してしまいます。
かけがえのない大切な家族が、安全で快適な暮らしを送るために、住宅環境を改善するのが介護リフォームです。
1. 事故の予防ができる
階段や敷居などの段差は、転落やつまずきを招きます。
特に高齢者の場合は、転倒しただけで骨折することもあり、それが原因で寝たきりになるケースもあります。
介護リフォームで段差を解消することで、事故を未然に防ぐ事ができます。
2. 自立心がアップする
動きにくい住宅内では人の力を借りなくてはいけないことも多いはずですが、出来るだけ人に頼らず、自分でしたいと
思う方が多いです。
なのに、頼らざるを得ないとゆう状況へのいらだちやもどかしさをかかえたままでは、
精神的にも負担がかかってしまいます。
介護リフォームによって“自分でできること”が増えれば、行動範囲も広がり、精神的なゆとりも生まれます。
3. 介助者に心のゆとりができる
介護とゆうのは、大変な重労働であるとともに、精神的な負担もかなり大きいものです。
介助のしやすさを考えた介護リフォームで、住宅内での動きにくさを解消するとともに、
介助者の心身の負担を軽減することができます。
介護リフォームは便利であればいいというわけではありません。
現在では、自動で身体を起こせるベッドや、階段の脇に取り付ける車椅子用リフト、乗ったまま用が足せる車椅子、
など便利な設備が多々ありますが、そうした設備に頼りすぎてしまう事で、本来自分で出来る事を奪ってしまっては意味がありません。
体というものは、使わなければどんどん弱っていきます、それでは、逆効果です。
そうならないためにも、介護リフォームを扱う業者に凡例を示してもらいながら、本来の生活を取り戻す事を目的に、
必要な介護設備だけを揃える事が大切です。